個人型確定拠出年金の掛金を支払うことで、税金はいくら安くなる?

掛金をかける時の税制メリット

確定拠出年金は拠出した掛金が全額所時排除の対象となります。そのため掛金の所得税と住民税が軽減されるのです。これは年末調整や確定申告を行うことにより、納付した税金を自分の所得と確定拠出年金の掛金の額に応じて還付することができます。例えば、掛金を1万円、年間12万円を拠出した場合、年収500万円の人であれば年間約36000円の軽減メリットがあります。しかし、掛金は自分が拠出したいだけ拠出できるわけではありません。掛金には職業や年齢によって限度額が決められているのです。例えば自営業者や学生であれば68000円、60歳未満の厚生年金保険の被保険者であれば23000円となっています。自営業者が満額の68000円を月々拠出すると課税所得が195万円以下の人でも約12万円の節税になるのです。

受け取るときの税制メリット

積み立てた年金資産を受け取るときの給付の種類や受け取り方によってさまざまな税制のメリットがあります。給付金の種類は老齢給付金、障害給付金、死亡一時金の3種類です。受け取り方は年金として受け取るか、一時金として受け取るかの2つを選ぶことができます。それぞれの課税方法を紹介します。老齢給付金を年金で受け取る場合は公的年金等排除が適用され、一時金で受け取る場合は退職所得排除が適用されます。障害給付金では受け取り方にかかわらず、所得税、住民税ともに非課税となり、死亡一時金は相続税の課税対象となるのです。どうするかによって税制メリットはかなり異なりますので、自分にあった給付金の種類と受け取り方を考えておきましょう。